鬱病おじさんがオススメする賃貸物件の条件
私はいま賃貸物件に住んでいますが、うつ病という病気の特性をふまえて、かなり慎重に部屋選びをしています。
引っ越しってワクワクもしますが、正直、体調に直結する「生活環境づくり」でもあります。
今回は、実際に住んでみて感じた「これは良かった」と思うポイントや、引っ越しするときに気をつけたい点を、あくまで個人の体験ベースでゆるくまとめてみました。
日当たりが良い南向きの物件

人は日光を浴びることで、セロトニンやメラトニンといった、メンタルや生活リズムの安定に欠かせない脳内物質が分泌されます。つまり、シンプルに言えば「日当たりの良い部屋のほうが、メンタル的にもプラスになりやすい」ということです。
私自身、病気になった当時は北向きで窓の小さい、かなり暗い部屋に住んでいました。正直それがどれほど原因だったかは分かりませんが、振り返ると元気が出にくい環境だったな…とは感じています。
結婚をきっかけに南向きの部屋へ引っ越すと、朝の目覚めは明らかに楽になりました。室内も明るく、「朝が来た」という感覚が自然に持てるのは大きいです。さらに、趣味で観葉植物をベランダで育てるようになり、毎日ちょっと外に出て日光を浴びる習慣もできました。こういう小さな積み重ねも、体調管理には案外効いています。
南向きがベストではありますが、少なくとも北向きだけは避けて、できるだけ日光が入る物件を選ぶのがおすすめです。
出来れば鉄筋コンクリート造

建物の構造は、大きく分けて木造・鉄骨・鉄筋コンクリートの3種類があります。(ざっくりですが…)賃貸だとアパートやマンションが多いですよね。そこで気になるのが、やっぱり「騒音問題」です。
音が気になると睡眠の質が下がったり、知らないうちにストレスが溜まったりして、メンタルに地味に効いてきます。できるだけ音漏れしにくいのが、鉄筋コンクリート造です。また、周囲の生活音が入りにくいだけでなく、「自分の生活音が周りに迷惑をかけていないかな?」と気にしすぎずに済むのも、大きなメリットだと感じています。
安心して生活できる環境をつくる意味でも、できれば鉄筋造の物件を選ぶのがおすすめです。
賃料が可能な範囲で安いところ

メンタル疾患は再発リスクが高い病気です。体調によっては、働けない期間が出たり、収入が一時的に下がることも現実として考えておく必要があります。そんなとき、家賃が高い物件に住んでいると、休もうと思っても「お金の不安」が常に頭に残ってしまい、なかなか気が休まりません。
だからこそ、家賃は「支払える範囲」ではなく、「できるだけ余裕を持って支払える金額」に抑えるのがおすすめです。
私の今の住まいも、周辺相場と比べて月に1万円ほど安い物件です。複数の不動産屋を回り、家賃だけは妥協せずに探しました。物件探しをしていると「あと1~2万円出せば、かなり良い部屋になるな…」と、どうしても心が揺れます。実際、めちゃくちゃ魅力的な部屋がたくさん出てきます。
でも、その1~2万円が、数年住むと何十万円もの差になります。
将来の体調リスクも考えると、家賃の妥協だけは慎重すぎるくらいでちょうど良いと、個人的には思います。
妥協できるところは妥協する

家賃をできるだけ抑えようとすると、どうしても「物件への妥協」は避けられません。ここでは、私自身が実際に妥協したポイントをご紹介します。
- 築年数
築年数が古いほど家賃は下がるので、ここは割り切りました。鉄筋造なので建物自体は頑丈ですが、設備は正直ちょっと古めです。 - 水回り
来客の予定もほとんど無いので、「最低限使えればOK」と割り切りました。工夫すれば生活上は特に困りません。 - 間取りの広さ
正直、かなりコンパクトです。夫婦ふたりで共働き時代は問題ありませんでしたが、子どもが生まれ、私が在宅フリーランスになってから一気に手狭に…。
この点は今後の引っ越し課題です。
限られた条件や予算の中で、すべてを完璧に叶えるのは正直かなり難しいです。特に、収入が不安定になりやすい病気を抱えている場合は、住まい選びはかなりシビアに考えておいた方が安心だと思っています。「ここは譲れる」「ここだけは譲れない」というラインをはっきりさせて、自分なりに納得できる物件を探していきましょう。
まとめ
- 日当たりと静かさを優先して、心と生活リズムを守る
- 家賃はできるだけ抑えて、将来の不安を減らす
- 妥協点を決めて、無理なく暮らせる部屋を選ぶ


