リワークに行って良かったこと5選

うつ病で会社を休職した時、私は「リワーク」という場所に通っていました。

リワークとは、休職中の精神疾患を抱える人に対して、復職をサポートするためのプログラムです。病院や行政、法人などが主催しており、私は病院型と行政型のリワークに通って、復職や社会復帰を目指してきました。

今回は、私自身がリワークに通って「本当に良かった」と感じたことを5つご紹介します。同じような状況にある方の参考になれば幸いです。

①生活リズムを整えられる

メンタル疾患で会社を休んでいると、生活リズムが乱れがちです。以前は毎朝決まった時間に起床し、会社で一日を過ごしていたため、自然と規則正しい生活ができていました。

しかし、病気による不眠症状や日中の活動量の低下などにより、昼寝が増えたり、夜眠れなくなったりして、昼夜逆転になってしまうこともあります。食事のタイミングも不規則になりがちです。

リワークに通うようになると、決まった時間に通所し、プログラムに参加することで、日々の生活リズムが自然と整ってきます。終了後は帰宅するため、朝から夕方までの活動の流れが定着しやすくなります。

自分一人の意志だけではなかなか整えにくい生活リズムも、リワークという外部の力を借りることで改善しやすくなります。

②病気への理解を深められる

リワークでは、精神疾患に関する講義や学習の機会が用意されています。ストレスがなぜ病気につながるのか、どんな症状や病気があるのかなどを、専門家から学べます。

また、参加者同士で自分の体験を共有し合う場もあり、他の人の症状や考え方を知ることで、自分一人だけが苦しんでいるわけではないと感じることができます。

病気への理解が深まることで、通院時の医師とのコミュニケーションがスムーズになり、自分の状態に気づきやすくなるため、早めの対処や予防にもつながります。

まずは「知ること」が回復の第一歩です。

③ストレス対処法を身につけられる

リワークでは、ストレスへの対処法を学ぶプログラムも組み込まれています。たとえば、呼吸法やマインドフルネス、アンガーマネジメント、認知行動療法的な考え方などが紹介され、自分に合った方法を見つけることができます。

これらのスキルは、復職後の職場でも非常に役立ちます。ストレスを感じたときにすぐに実践できる対処法があるだけで、心の負担はぐっと軽くなります。

リワークという環境で、実際に体験しながら練習できるのはとても貴重です。安心できる場所で練習を重ねることで、復職後の不安も減らすことができます。

④コミュニケーションのトレーニングができる

リワークでは、他の参加者やスタッフとの関わりを通して、徐々に対人関係の練習をしていくことができます。最初は人と話すのも辛かったり、言葉がうまく出てこなかったりするかもしれませんが、少しずつ慣れていけます。

グループワークやディスカッション、発表などの機会もあるため、人との距離感を取り戻すトレーニングにもなります。

復職後、職場での人間関係に不安がある人にとって、安心できる環境で練習できることはとても心強いことです。

⑤会社に回復の様子をアピールできる

リワークに継続的に通い、活動している様子は、主治医の診断書やリワークの報告書を通じて、会社にも伝わることがあります。

これは、単に「回復しています」と言うよりも、客観的な評価として受け取られやすく、復職の判断にも良い影響を与えます。

また、自分自身でも「これだけ頑張ってきた」と感じることができ、自信にもつながります。

最後に

リワークは、復職や社会復帰に向けた大きなステップになります。はじめは不安もあると思いますが、少しずつ通うことで多くの気づきや学びが得られます。

私自身、リワークに通ったことで、ただ病気を治すだけでなく、「働く自分」を取り戻す準備ができました。

もし今、リワークに通うか迷っている方がいれば、一歩踏み出してみる価値はきっとあると思います。

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